ちーちー

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仕事を辞める ーレールから降りるー という選択肢も自分の中にある

私の転職回数は4回です。
今の会社は5社目。

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ステップアップのためと、前向きな理由で転職したこともあったし、人間関係に疲れてやむを得ず辞めた会社もありました。でも、それぞれ、考え抜いた末に行動に移したので、今現在どのポイントにおいても全く後悔はありません。

私が大学を卒業した頃というのは、まさに就職氷河期と言われた真っ只中の超超超極寒の時期でした。そして、また、「自分らしく生きる」という思想も流行り出していたように思います。

 

そんな中、私はリクルートスーツに身を包む自分が想像できず、大学時代に出逢った仲間とバンド活動をしながら、働く道を選びました。いわゆる、「フリーター」というやつです。フリーターもその頃、流行りだしていたんじゃないかな。

 

ですから、就活(その頃は存在しない言葉でしたが)というものも経験せずに、社会に出て何だかんだありながら、モチベーションだけは高くてがむしゃらに頑張って20代後半には責任ある仕事も経験し、30半ばで結婚しそれまでの経験を活かしてパートで働いたりと、その都度自分に最も適した仕事に巡り合えてきたラッキーな人間です。

 

就活をして同期がいて昇格試験を受けて、他府県に転勤して、そのうち部下が出来てマネージメントをして、という正社員の王道的なものとは無縁です。
親しくなった同僚が同期の人と仲良く会話をしているのとかを見ると、本当に年に1回くらい、そんなのもちょっと羨ましいと思うことはあります。

 

でも、40年余り完全自己流な人生を歩んできた自分にはそれなりに自負を持っていますし、こんな人生以外は私は歩めなかったと思うのです。私は、頭を岩にぶつけようが、車がびゅんびゅん走っていると分かっている道路を渡らないといけなかろうが、それが自分の行きたい道だと確信していると、何が何でも進みたい人です。その先に何があるかは見えないのに、進みたい気持ちを優先してしまいます。そして、その気持ちにしがみついていれば、そのうち道が拓けてくるという経験を何度もしています。
ですから、安全パイだと分かっているような道はどちらかというと、興味がありません。やっかいな性格ですなぁ。今は結婚して子供も幼く、何かにチャレンジすることを最優先にはしなくなりました。出来るだけ平穏に毎日が過ごせるのが一番。

 

例の電通で過労死した若い女の子は、本当に気の毒だし、レールから降りるという選択肢も自分の中に本当はあるはずなんです。苦しくて見えている世界が狭くなってしまうと、目に入って来なくなるんだと思うけど、でも、その道は必ず自分の手中にある。だから、私のようなシッチャカメッチャカなやり方で生きて行くのも、一つの生き方だし、自由と隣り合わせであることを忘れないで欲しいなと思います。